第14回 ガッシュ画家 船本清司の「僕の中のポエム」

WEBコラムにて「僕の中のポエム」を担当いたします
ガッシュ画家の船本清司です。
少し自己紹介をさせていただきます。
新しい水彩画の技法「ガッシュ画」を確立、ガッシュ画会を主催。
NHK・朝日・ホテルのカルチャーでガッシュ画講座講師。
著書「ガッシュ画」「はじめてのガッシュ画」「だれでもかんたんスケッチ」「風の絵日記」「風の色」「花を描くワザの筆法」
詳しくは、ウェブで!http://www.seijigouache.com/

 

 

と、そんな僕は、アトリエから望める金剛山を見続けて20数年!
雨上がりの日、土地探しでこの地に立ったとき、雲間に見え隠れする
金剛山と出会い「アトリエはここに!」と即決!
散策に出かけては、私の感性にビビットくる風景見つけ、少しアレンジして絵にすると「ここはどこ?」と個展会場で聞かれます。
河内長野は私の絵心が湧きおこると共に、ポエムとして言葉も浮かび上がり、僕の心をくすぐり続けています。
「河内長野・見どころツアー」を組みたいぐらい・・。
今回はこのコラム内で、画と言葉で描く河内長野ミニツアー開催いたしましょう。

 

 

まずは大矢船

 

 

この眺めでここに住むことに決めた!四季の雲の動きが楽しめる。
(アトリエの窓から・大矢船地区)

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空き地に心地よい風が吹く
えのころ草がやさしく揺れる。
(大矢船地区)

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春の一瞬、多彩な芽吹き。
時が過ぎると、辺りは緑一色になる。
(大矢船地区)

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続いて、加賀田へ
細い坂道の途中、真っ白に輝く大きなモクレンの木に出会えた。佇む。
(加賀田地区)

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竹と桜、緑色と桜色、桜の時期の意外な色の組み合わせ。
(加賀田地区)

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谷の入り口に黄金色に輝くレンギョウの花、何かを予感させる。
(加賀田地区)

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そして日野へ
蛍が乱舞する小川のほとり、懐かしい風が吹く。
(日野地区)

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道端でコロコロ転がる小さな石との出会いにも。

 

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「清司のつぶやき石」でした。
またお目にかかれる日まで、描きためるといたしましょう。

 

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