じゃんぼスクエア河内長野店1階専門店 暮しの衣料ダイヤ河内長野店で店長をしている田中です。当店は床面積40坪、婦人服と肌着・靴下などを中心の暮らしをテーマに品揃えをしたお店です。最近はブログで商品の紹介やSNSを通じ、特売日・お買い得商品の紹介をしています。
さて、約20年前に、とあることがきっかけでバイクを手に入れた私ですが、当初はそこまで興味はなく、休日にちょっと乗れればいいくらいでした。が、乗ってみると、目からウロコなことばかり!そのことに気付いてからは、バイクでツーリングすることにハマっています。
バイクに乗っていると、そこには一人の世界があるのです。
伝わるかわかりませんが、まるでトイレで座っている時のように一人感がいっぱいなのです。
ヘルメットの中では、自分の歌声がヘルメットとの間で反響し、天然のヘッドフォンのように耳に入り、独特の響きがあります。その瞬間が、とても爽快だし、もちろん変顔しても誰にも見られることもない開放感に包まれています。
春の海岸線を走る自分の姿や、海岸線が近づくと先ず海の匂いがすること。
また、夏には山道の近くで山の匂いし、ようやく峠を走り上ると、空気が冷たく一変する地点があること!私はいつもそれを感じたくて、バイクで走ります。
こうしてバイクの話をすると、ツーリングをする自分の姿がたくさん思い浮かびます。
実はよくこの話をすると、まわりからは「良い趣味ですね!」と言われますが、私自身はこれが趣味だとは感じていなかったのです。
私の中で、趣味というのはゴルフや釣りなど、皆と楽しくすることで友達付き合いが広がり、交流が増え、時には実益の兼ねるものというイメージがありました。
だからこそ、一人感を感じるツーリングに趣味という感覚は今までは持てなかったのです。
でも、よく考えてみるとわたしの周りにも知り合いで、私は特に趣味はないです。と、言っている人がいました。
彼女は本が大好きで、通勤でいつも小説を読みますが
『読むのに夢中になると目の前が映画のスクリーンのように広がり、本の世界に没頭して時々一駅を通り過ぎてしまうこともありますよ~!』
と語ります。
それを聞いたときに、彼女も私と同じで、自身が趣味と気付いてなかった一人かも?と思ったのです。
ところで皆さんは、趣味を存分に楽しむときに何か心掛けることはありますか?
ツーリングというと、バイク仲間数人でということが多いですが、私は土日が休みでないことから、ほとんどがソロツーリングになってしまいます。月に何回っていう縛りもなく、公休の前日に天気予報で晴れの確認だけして、出かけます。
この話をすると、たいていの方にはストレス解消、発散になってよいですね!と言われます。
確かにいいお天気の中、河岸線やさざなみ街道など、整備され景観も楽しめる道路では気分は最高です。
でも、このツーリングの爽快感を心から味わうためには、前準備が必要だと私は考えます。そこで最高の気分を味わうためには、気がかりになるような仕事や業務が停滞しないように、日々の仕事を潤滑にすすめることです。
私の感覚では、仕事が滞ったらそれは趣味ではなく単なる遊びになってしまうから。
趣味を存分に楽しむには自分なりの前準備も大事、ということですね。
昨年の秋にツーリングキャンプに初めていきました。もともと興味があったのですが、一泊二日ということもあり、なかなか第一歩が踏み出せなくて迷っていたところ、バイク仲間の一人が始めたのを聞いてご一緒させてもらいました。
今年はソロツーリングキャンプに挑戦です。
まずは形から入るタイプなので、キャンプ用品を揃えたり行き先を調べたりで、それだけで楽しんでいますし、そうなると店を二日間空けることになるので調整も大変ですが、それもまた楽しみの一つと感じます。
趣味は人それぞれの感覚や完成によってとらえ方に違いはあると思いますが、自分が気付いていないだけで周りの人から見ればいい趣味ですよね!ということはあると思います。
「自分は趣味がなくて…」って思っているかたも、私のように一度ご自分を見直してください。
自身がなにげなくしている息抜きや、好きな事を趣味と気付かず、はっとすることもあると思いますよ!