第85回 CUT SALON LINK la beaute 代表取締役 イノウエの 「なおちゃんクッキング」

こんにちは!千代田でCUT SALON LINK la beauteの代表取締役をしています、井上です。
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19歳で理容専門学校に入り、その時から実家の理容店に勤め、その後6年間東京で仕事を学び、2軒目に勤めたお店の支店で3年半店長をした後大阪に帰ってきました。 千代田で現在の場所の理容店に勤めて14年、その後お店を譲ってもらい開店から11年。 8年ほど前からは縁があって娘と一緒に仕事をさせてもらい、また今年からは理美容店として新たなスタートをきり、お客様に知識と経験など技術提供し、地域に愛されるお店として頑張っています。

 

 

さて、今回は僕の楽しい食の日々に関することを書かせていただきます。
実は、自身が料理に興味を持つようになった根元は、実家がバーバーを営んでいたこともあり、子どもの頃から家のお手伝いとしてご飯作りのサポートをしていたことにあります。そこから、学生時代には、アルバイト先のお寿司屋さんで、お米のとぎ方やエビを剥いたりなどの基本的なことを教わったり、また、居酒屋では調理場に入り、フライヤーや焼き物などの調理を経験したことがきっかけで、『何でも作れるようになるな!』と、思う日々を過ごしたことでした。
月日は経ち結婚、子育てと、日々の生活環境に合わせて家事や料理を手伝うようになり、子どもたちからは、「炒め物などはパパが作った方が美味しい!」などとおだてられるようになり、うれしくて頑張っていたのかもしれません。

 

そうこうしているうちに自身が一から十まで家事をこなす選択を迫られ、そんな日々の中でも最初は炒め物や揚げ物、焼き物など、出来る限りのことをしていましたが、当たり前のように料理のレパートリーが限られてしまい、日々同じような物を作ってしまうという結果、「食がいけてない!」と子どもたちから抗議が起こってしまいました。

 

そこで、試しにレパートリーにはない煮物を作ろうと思い立ち、大根と厚揚げの煮物を作ってみました。

 

実は、それまで煮物なんて安易に白出汁で沸騰させたら出来るものと思い込んでいたんですが、それが大きな間違いでした。結果…子どもたちからは、一言。「マズ!」との声が…。

 

 

この日を機に、煮物を作ってみては友達の家に鍋ごと持ち込み、味がしみ込んでいるかをみてもらっていましたが、味付けは?醤油は?みりんは?と聞かれる始末…

 

そして、そうこうしているうちに少しずつではありますが、煮物に対しての手応えを感じ、ひと月程で「マズ!」の一言から、「美味しい(^^)」とまで言われるようになりました!

 

煮物での失敗をきっかけに、今ではお浸しやサラダまで、様々な種類の料理が作れるようになりました。
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ですが、現在も母の味再現のため、調味料などはその時の目分量で味付けし、日々研究しながら楽しい食の日々を満喫しています(^^)

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