第33回 バウムオプティクス お店の人きのしたの「ナナメ考察」

はじめまして、こんにちは!2013年6月にキックス横にオープンしためがね屋の・・・ややや、バウムオプティクス”店の人”きのしたです。
早いもので、もう11月ですね。暑さに弱いボクは夏よりも冬が好きで、特に寒い寒い冬の夜に冷え切った空気を出来るだけ思いっきり吸い込んで、肺がカッキーン!と凍てつくようになる感覚が好きなんです。
これは空気がおいしい河内長野ならではの事なのかも知れませんが・・・。

さて11月になると途端に「クリスマスソング」を流し始める商業施設がありますよね。
年間3大行事のひとつとも言えるクリスマスですが、約2ヶ月も前からスタートするのはあまりにも露骨すぎるフライングで、とても違和感があります。
「ちょっとちょっと今年はまだ残り2ヶ月もありますやんか・・・。一体どんな了見で11月を端折ろうとするんですか?ひょっとして1年は11ヶ月で十分だと言うのですか?もしそうなら、11月生まれの人の気持ちを考えたことがあるのですか?さらに「実はアナタはへびつかい座なのよ。」とある日イキナリ聞いた事もない星座を突きつけられた11月生まれの人は、どんなリアクションをとればイイんですか?どうなんですか?ええ?」ナドと、場末の酒場で口角泡を飛ばしあっているシーンが目の前に浮かんできそうです。

 

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この世知辛い世の中、何事においても「先取り」は必要なのかもしれませんが、物事にはちゃんと「旬」ってものがあって、その旬の時にその旬のモノを堪能するのが一番テンション上がる瞬間だと思うのです。
例えば、お花見の時期ぐらいに「冷やし中華はじめました。」と中華料理屋さんに張り紙がされたとしても、「いやいや、まだ寒いやろ?」と思うし、同様に「かき氷」と書かれた暖簾は、風鈴の音色と共に盛夏のイメージが伴って初めて、効力を発揮するのではないでしょうか?

とにかくクリスマスは年内最後で最大級のイベントなので、「何でもエエから売れればいいねん!」という狂ったマーケットに扇動され、季節感さえも無視されている現状には、猛烈な虚無感を覚えます。
11月からクリスマスまでの間にも色んなイベントがあるわけで、例えば紅葉を楽しんだり冬至にはカボチャを食べて柚子湯に入ったり、そして12月23日は天皇誕生日があって、さらに言わせてもらうとボクの誕生日だってあるのです!(←知らんがな!)
ままま、プレゼントの準備には先手必勝な事もあるかとは思いますが、せめてクリスマスソングは12月からにしてもらって、12月に思う存分「旬」のクリスマスを楽しみたいなと、切に願っております。

・・・とまぁ、多くの方が楽しみにしているクリスマスを、タイトル通り「ナナメ考察」と言う”色眼鏡”越しで書き殴ってしまいましたが、何せ「サングラス」と言う”色眼鏡”も販売しているもので、その辺はご勘弁をいただきつつ、クリスマスプレゼントのご相談はいつでも承っておりますヨ・・・とか言うて!(笑)

 

 

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