生活のお悩みにプロがお答えするコーナー。第2回は日々変わる医療保険について聞いてみました。
Q1最近、身近に感じるがん 医療保険だけで大丈夫?!
若くてもがんを患う芸能人のニュースを見ると心配です。医療保険には入っているけど、大丈夫かな?
A1大阪市内に最先端医療 センターが2018年に完成
今やがんの罹患率は2人に1人とも言われる時代に。これまで放射線療法の「陽子線治療」を受けられるのは兵庫県たつの市の病院でしたが、さらに最先端の「重粒子線治療」を受けられる医療センターが大阪府庁(大阪市中央区)近くに、2018年に完成します。ただし治療は先進医療になるので、自費で高額です。
Q2すでに入っている医療保険ではまかなえない?!
医療保険の入院費などではまかなえない? 実際いくらかかるの?
A2月100円ほどで先進医療 特約を付けると安心!
ガンの治療は薬物・手術療法がありますが、放射線療法は体力を温存しながら治療ができ、重粒子線治療はさらにスポットでがん細胞を死滅させることが可能だと言われています。ただ前述したとおり、先進医療となるので1クール300万円以上はかかり、入院補償だけではとてもまかなえません。しかし数年前から月100円ほどの負担で付加できる「先進医療特約」が登場しました。すでに加入の共済などに、先進医療特約を付けていても上限額が小さい場合がありますので、注意してほしいですね。またベースとなる医療保険も条件のいいモノがでています。
最新のポイント
❶ 日帰り入院でも10日分お支払い
❷ 3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の入院は支払日数無制限
❸ 重い手術の場合はより手厚く保障
注目すべきは、少し前までの保険の3大疾病は、病名指定があったのに対して、心疾患・脳血管疾患と幅が広くなったこと。入院が1日でも10日分もらえるのも助かりますよね。
Q3月1000円ほどで加入 できる子ども共済でOK?
子どもが生まれた時に、月1000円ほどの掛け金が魅力の子ども共済に加入。成人するまでこのままで大丈夫?
A3ずっと小さい掛け金で 継続できるのがメリット
お子様の共済は一定年齢で保障が終了するのに対して、医療保険は契約満期がなくずっと継続できます。すなわち、加入年齢が若ければ若いほど、掛け金も小さく、20歳を過ぎて30代・40代になってもその小さな金額のまま継続できるのが一番のメリットですね。また、小児のがんも近年増えつつあるので、先進医療特約をぜひ備えてほしいです。保険は病態によっては加入できない場合もありますので、そこも要注意です。お子様が誕生された時、何もないうちに「お守り」代わりに入っておくことをオススメします。ご家族によって構成やライフプランはさまざま。また保険はどんどん進化しますので、定期的な見直しも大事です。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
「大阪に重粒子線治療が受けられる最新医療機関ができる今こそ、保険の見直しを」と、大阪府がん検診受診推進員であるプランナー。無料相談は随時可能!
奥河内の保険屋さんARM
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