9年におよぶ「平成大修理」をおえて
来春3月にむけて 祝賀イベントはじまる
天野山金剛寺が金堂の修復をおえて、ついに完成! ご本尊様を迎える3月27日の「落慶法要」にむけ、11月3日から祝賀イベントがスタートする。プロデューサーは「奥河内音絵巻」を手がける音楽家・サキタハヂメ氏。地域の魅力を音楽で表現するサキタ氏が、金剛寺史上希少な「落慶法要」を、どう彩り綴るのか。注目の企画もぞくぞく!みんなで大いに祝いたのしもう。
「希少な時に立ち会える喜び この機会にお参りください」
「金堂の完成とご本尊様のお帰りを祝う「落慶法要」(3/27火)まで目前となりました。金剛寺の史上では豊臣秀頼公が、次に徳川綱吉公の命を受け岸和田藩主が、金堂を修復して「落慶法要」が執り行われた記録がございます。そこから300年ぶりとなる今回。平成21年に「平成大修理」が始まった頃は、京都に向かうご本尊様を見送り、月日の長さを寂しく思えたものですが、時を経て美しくなった金堂にご本尊様が国宝となってお帰りいただけることはたいへんな喜びです。皆様にもこの機会にお参りいただけたら幸いでございます。」
ご本尊3坐像が 重要文化財から国宝に!
現在、木造大日如来坐像・木造不動明王坐像は京都国立博物館で、木造降三世明王坐像は奈良国立博物館で展示中。坐像はそれぞれ重要文化財であったが、この度3軀が1件の国宝となり、来春美しい金堂に安置される。
サキタハヂメ音楽家
ミュージカルソー(のこぎり)奏者。作曲家。日本テレビ「フランケンシュタインの恋」など、全国放送のTV番組で多数の楽曲を提供。河内長野が面白くなり移住。芸術監督として総指揮をとる「奥河内音絵巻」は今年3年目。9/10(日)ラブリーホールにて開催決定!泣いて笑える、木と人々の歌物語。
河内長野の美味しいモノやたのしいコトがいっぱい集まるマルシェ。中世に栄えた寺院を彷彿させるにぎわいが。
金剛寺にゆかりの深い天野酒をはじめ、地元の名菓子やお蕎麦をみなさんに。無料につき先着順限定数。
河内長野3大寺院のご住職が語り合う。テーマは「奥河内秘話語り〜コレまで・コレから〜」。レアな機会をお見逃しなく!
夕暮れの鐘、御詠歌さんの歌声、竹水栓の水音、風に揺れるすだれの音。天野で鳴っている音をオリジナル楽曲で綴る。まだ何もない金堂でのコンサートはこの日だけ!
演奏者にはサキタ氏、ラブリーホール「奥河内音絵巻」の音楽家が集結。 ▶鑑賞無料
そのほかにも 特別がいっぱい!
●天野山金剛寺3坐像国宝指定記念講演
●平成大修理・国宝認定紹介コーナー
●落慶限定御朱印
●落慶限定お守り
天野山金剛寺
[TEL]0721-52-2046
[住所]河内長野市天野町996
[営業]9:00~16:30
[料金]入山料¥200 ▶11/3(金・祝)は入山料なし