こんにちは!!加賀田でカフェをしている「Cafe & Atelier inukoubou」の大浦です。
「日日是好日なるマラソン記」2回目となりました! 前回はマラソンについて書かせていただきましたが今回もランです。と言っても今回のランはランでも山を走る競技『トレイルランニング』について。
まずトレイルランニングって何?
『トレイルランニングとは、陸上競技の中長距離走の一種で、舗装路以外の山野を走るものをさす。トレランやトレイルランと略される。山岳レースとも呼ばれる』wikiより。
「最初は山を走る?なんで?なんでわざわざ山を走るねん??笑」
なんて思っていたんが、頭の片隅には「いつかやってみたいな?」て、ちょっとした憧れはありました。そんな時、ラン友さんが「トレランをやってみた」と聞いて頭の片隅にふんわりあった思いが一気に現実的に。
ここ河内長野、とくに自宅からは一番近くに岩湧山があり、少し足を伸ばせば金剛山、葛城山、槇尾山があります。
葛城山や金剛山は、子供の頃に登ったことはあったんですが、何を隠そう河内長野に引っ越してきてから、一度も岩湧山の山頂に行ったことがなかった私。
まずはのんびり登ってみたら、なんと景色が素晴らしい!!
最初は短い距離を下りだけ走ってみたら、「ん?これは楽しいかも♪♪」
石ころや木の根っこがあって不安定な路面、どこに足を置けば安全で早く下れるか、瞬時に判断してどこに着地すればいいかなど、考えて走るなんてことはマラソンには無くて、ものすごい集中力必。山を走ると次々変わる景色、山の空気と鳥の声、そこにスリルもプラスされて、もちろんすぐにドハマリ、笑。
そのうちコースを変えてみたり、ちょっとづつ距離を伸ばしたり、山も1つだけじゃなく、2つ、3つと行けるようになり、その年のうちに熊野古道のトレランレース30kmにエントリー。
何時間もかけて車を運転し、知らない山を知らない人たちと走ることに普段の生活では味わうことのない緊張と戸惑い、そしてワクワクと…。
無事完走すると、マラソン以上の非日常感が刺激的かつ楽しくて次々エントリー。
まだ3戦目という初心者の癖に無謀にも比叡山トレイルランニングレース50kmに挑んでなんとか完走。いやはや、50kmは長すぎた…次の日の起き上がれない程の全身筋肉痛はほんと酷かったです、笑。
でもフルマラソンとは比べものにならないぐらいの達成感は、「私にとっては過酷なレースやったからなんやろな?」とも思っています。
ぐるり見渡せばこんな近くに山がある。こんな恵まれた環境、生かさないと勿体ナイ。関西人には馴染みのルート、奈良県香芝市の屯鶴峯から和泉市の槇尾山までを繋ぐ「ダイヤモンドトレール」通称ダイトレは 総距離45km 累積標高4500mと言う格好のトレーニング場。しかもかつて山岳修験道の第一人者でもある役行者が、修行のルートとして1400年も前に開拓された最古の縦走路だというし、こんな身近に歴史ある山道があって、「役行者が何を思いながらこの道を駆け巡ったのか…」そんなことを思いながら走れるなんて、これまた凄いこと。
冬の時期は、とくに金剛山は雪景色が素晴らしい! パウダースノーの山道を駆け回るのも、童心に帰って楽しめるのでとってもオススメです♪♪ トレランやランネタは、気軽にカフェでも聞いてくださいね。