生活のお悩みにプロがお答えするコーナー。第4回は意外と多い、足と靴の悩みについて聞いてみました。
Q1外反母趾で足が痛い! このままでいいの?
親指の付け根が突起して、外反母趾に。ひどくならないか心配で。
A1足計測で足の状態を まずはチェックしよう
外反母趾になると、足裏が不安定になり、身体に歪みがでます。 骨盤の高さに左右差がでる→足の長さに違いがでる→姿勢が悪くなる→骨格が歪むという負の連鎖が起こります。地震に例えると、歩くたびに縦揺れ・横揺れがおきて、上部へは捻じれとなって伝わり、身体や脳に衝撃波が起こることに。安定した歩行ができないと、運動能力も低下。これらが関係して、膝、腰あるいは背骨、最終首に伝わると、原因のわからない身体の疲労感や痛みがおきやすくなります。また外反母趾にも痛みがないタイプがあるので見逃したり、放置しないように注意が必要です。足の状態は、フットプリントを使った足計測から読み取れるので、外反母趾はもちろん、最近多い浮き指もチェックできます。
店内にあるインソール工房。足計測から靴選び、自分にぴったりのインソールをオーダーすることもできる
性能とデザイン豊かな靴が数多く揃う。履き心地抜群のストレッチウォーカーも春色ラインナップでかわいい
Q2健康的な足になりたい どんな靴を探せばいいの?
足の悩みを解消したい。何から始めて、どんな靴を選べばいいの?
A2大切なのはカカトを しっかりホールドする靴
まずカカトをしっかりホールドできる靴を選ぶことが重要なポイントです。カカトは身体のなかで一番固い骨なので、建物に例えると「柱」の役目をし、二足歩行で歩くのに大事な安定材料。歩いた時、最初にカカトが着地して、そのインパクト(エネルギー)がつま先へ正しく伝わっていないと、身体に症状がでてしまうことも。まずは足の形状と歩行状態を考えて、靴選びをお手伝いするシューアドバイザーに、お気軽にご相談ください。
Q3気になる子どもの足 いつ扁平足が治るの?
子どもの足が扁平足のまま。0.5cmずつ靴を大きくするだけでいいの?
A3小さいうちにしっかり 裸足。足裏を鍛えよう
まだ歩いていない赤ちゃんは、脂肪が多く筋肉が少ない状態。歩き出すと筋肉が形成され、足裏にアーチができます。しかし最近では裸足で遊ぶ、生活することが減ってしまい、足の筋力が低下。ご来店いただいたお子様のフットプリント (写真↓)をご覧いただくと、5歳の時はアーチのない扁平足の状態で足指も着地せず。そこから裸足で足指を使った運動を心掛けて7歳にはキレイなアーチと指の着地が確認できました。当店でオススメしている下駄(写真)は、堅い足底を足指でつかむ反射の動作ができるので、健康的な足へと促してくれます。
初回計測は5歳、そこから2年でこの変化。子どもの足は骨が柔らかく、中学生までに形が決まるという
靴工房 笑足
足型計測は随時無料で実施。靴の購入後も幅広い年代のお客様が、インソールの調整などに足繁く通うというアットホームなお店
TEL 0721-56-8917
住所 河内長野市西之山町10-32
営業 10:00~19:00 火定休
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足型計測&ワンドリンクサービス
何度でもご利用可
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有効期限2018年6月30日