第72回 一般社団法人ちはやあかさかくらす 理事 らての「村暮らしのアレコレ」

「一般社団法人ちはやあかさかくらす」の菅原(通称:らて)と申します。

千早赤阪村で、空き家バンクの運営、古材や古道具から自然エネルギーなどの活用、昨年の4月からは「道の駅ちはやあかさか」の運営もしています。

 

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「本当に公式ですか?」と真剣に聞かれるぐらい、小さくて手づくりの「道の駅」です、笑。

もともと私は、愛知県名古屋市出身で、大学卒業後に某テーマパークに就職するために大阪に来ました。

学生のときから文化祭好きで、就職したのも非日常のエンターテイメントを提供する会社。生粋のワクワク好きです。

そんな私が、まさか村に移住するとは。。。

私自身はとくに「田舎が好き!山が好き!」という強い気持ちはあまりなく、主人が千早赤阪村の地域おこし協力隊をさせていただくために、去年から移住したことがキッカケで、流れにのって辿り着いたという感じです。

そんなわたしの趣味は、旅です。

富田林寺内町にある「たびもぐらカフェ」(*不定期営業)は、ヨーロッパやアジアの蚤の市や、民族マーケットを周るのが好きで旅を続けるために、開いたお店です。

方向音痴なので、一人で行くと、辿り着くのに時間はかかるし、必然的に人にやたらに話かけることになるし、聞いたら全員違うこと言うことも多くて、結局同じ場所に戻ってくるという。ひっちゃかめっちゃかになってしまうこともあるけど、それも「旅」ならでは。忘れがたきストーリーの連続なんです。

 

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これは、2回訪れたルーマニアです。

馬車がまだ農作業に現役で活躍していて、昔ながらの生活をしている姿に、ハートが鷲掴みされました。

暮らしや異文化を感じるのは、私の旅のテーマなんかなぁ、

今年の冬は、アジアの国に久しぶりに行けたらいいなぁ、なんて思っています。

そんな旅好きの私ですが、

今は、気がついたら大阪唯一の村の、金剛山登山口の集落に住んでいました。

ここが我が集落です。冬はむちゃんこ寒い。でも美しい!

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ほんとにここは大阪ですか?って思いませんか?

ヨーロッパの旧市街にも負けない町並みだと思っています。

田舎暮らしは私にとって旅に似たおもしろさがあります。

隣の河南町で、友だち夫婦と劇的にゆる~く畑をやり始めたら、そこに集う人が、最初は市内や堺市等から来ていたのに、みんな南河内に気付けば移住してきました。

そのうちの一組は、畑で結婚式まであげました!

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人の繋がりが人を呼ぶし、心から安心する居場所があれば、みんなやりたいことを表現できるんだという発見でした。

この村での暮らしで、仕事も趣味も暮らしもきっちり分けるのではなく、一緒になっていったらいいと思っています。

道の駅や集落で、村の方とたくさんお話すると、

会うと必ずと言っていいほど、野菜をくれたり、お菓子をくれたりします。

そして小噺(まぁまぁ長い)がはじまります。笑

移住者も、地元の人に協力いただきながら、狩猟をはじめたり、養蜂したり、綿をつむいだり、ゲストハウスを始めたり、あちこちに、おもしろい動きがおきています。

私はそのお裾分けを頂く毎日です。ありがたや~!

みんなの心の中にあるワクワクとワクワクを結んで、新しい何かが生み出せたら、すごくすごくおもしろいなぁ!と思って、毎日暮らしています。

村の素晴らしいところは、むちゃむちゃ温かい人ばかりだということです。

何もない、それがいいと、村のことを言う方がいますが、私からしたら、地元の人も移住者も、魅力ある人ばかりで、いく場所もいっぱいあって、自然も豊かで、こんなにエンターテイメントあふれた村はないなぁと思っています。

まず人と人とのつながりを生む「場」創りをベースに、

私自身は、イベントを通して、自分たちの想いをシェアする場や時間を創りたい!ということで、定期イベントとして「小さなむらのマーケット」(毎月第2日曜日*1月~3月休み)、「千早赤阪村蚤の市&くるくるフリーマーケット」(毎月20日)をしています。

どちらも持続可能な形・小さな単位で。そう思ってます。ま、現実には、いつもあたふたしてますけどね。

そんなこんなで、村暮らししてます。興味ある方はいつでも「道の駅ちはやあかさか」まで話に来てくださいね!

 

 

 

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